はい、ヒーラー入門の手引きです。
基本的にタンク・ヒーラー・DPSの3ロールがあり、
タンクは基本は簡単なものの、IDではPTを先導し、高難度では誘導や回しもシビアになってくる各コンテンツやPTによる慣れが重要になってくるロールです。
ヒーラーは攻撃面は簡単でストーリー等のソロ範囲では滅茶苦茶簡単ですが、ヒールワークがPTメンバー次第ミス次第と不確定要素が多く、高難度ではヒラ2人と他の軽減を併せて考え、ヒールワークを練っていかないと必要最低限のヒールもこなせない、玄人向けロールと言えます。
DPSは基本盾役でも蘇生役でもなくメンバーの割合も多く責任というか個の重要さは薄いため、初心者向けロールです。が、7〜8割の火力を出すのは確かに滅茶苦茶簡単ですが10割に近しい火力を出すのは冗談抜きで難しいです。特に高難度(早期零式・絶)では限りなく10割に近い火力が求められ、俄仕込みでは到底クリア不可となっています。
さて、この3ロールの中で今回はヒーラー入門の手引きとなります。
1.詠唱(キャスト)とインスタント
まずはこの違いを知りましょう。
詠唱(キャスト)とは、ウェポンスキルを発動するまで移動を中断してそのばで詠唱することを指します。反対に、インスタントは詠唱無く即発動できることを指します。
この違いを前提として覚えておきましょう。
※ウェポンスキルは以降WSと表記します
2.WSとアビリティ
ジョブアクションは大きく2つ、WSとアビリティに分類されています。
このうちWSは全て共通のリキャストタイムを持ち、アビリティは一部を除き個別のリキャストタイムを持ちます。
これも前提として覚えておきましょう。
3.GCDを無駄にしない
さて、WSとリキャストタイムについてわかったところで、GCDです。
GCDは端的に言うとリキャストタイムを指します。FF14のバトルではヒーラーに限らず、これを無駄にしないのが最重要となります。
例えばGCDが3sの時、15s中にWSを使えるのは15/3で5回となります。しかし、リキャストタイムが済んでいるのに途中で1秒間次のWSを使わなかったとします。すると、WSを5回使うのに必要となる時間が3×5+1=16sとなり、15秒中4回しか使えないことになります。つまり、ほんの少しのGCDロスでもバカにならない無駄が生じることがわかりますね。
4.アクションの効果を知る
これ、重要です。また、ちゃんと確認しないで先入観だけでやろうとすると騙されます。
FFシリーズでは
ファイア→ファイラ
の様に魔法のランクが示されますが、14に於いてはファイア・ファイラの様に単なる上位下位という関係性ではないものもあります。
ヒーラーで言うところのメディカとメディカラが代表的ですね。
メディカ:回復力400
メディカラ:回復力250+150×5
となっています。総回復量としてはメディカ400メディカラ1000と大幅にメディカラが上回ってはいますが、メディカラは継続回復効果(HoT)により効果が大きくなっているに過ぎず、この効果は1人では重複しません。つまり、メディカラを2連発したところで回復力は1250という訳です。一方で、メディカラの次にメディカをすれば1400の回復力になるのです。
こういった誤差と言えなくもない差も、高難度では、状況によってはNレイド等でも死者を出すか出さないかに繋がる事も珍しくありません。
また、ケアルガも同じく範囲回復で回復力600とメディカの上位互換に思えますが、
メディカ:使用者中心の半径15m
ケアルガ:ターゲット中心の半径6m
と明確な差があります。この差はメディカとメディカラよりも重要で、ケアルガは考えて使わないと簡単に範囲から漏れます。
アクションの効果をある程度きちんと把握していないと、こういった事が起きてしまいます。
5.ヒールリソースの優先順位
はい、ヒーラーはヒーラーと言うだけありヒールアクションが豊富です。では、どれを優先的に使えばいいのでしょうか。
ジョブによってアクションも異なり、アクション毎にリキャストタイムや効果、範囲や追加効果が大きく異なり、一概には言えませんが、基本的な回復はアビリティで行います。
勿論WSを使うなというわけではなく、アビリティを使い切っていたり、アビリティの乏しいレベル帯だったり、状況次第に対応していくのは当然ですが、後(リソースが戻る前)にアビリティのリソースを回す予定が無いのなら基本的にアビリティ優先で回復を行います。
WSでも詠唱系とインスタント系がありますが、これもなるべくインスタントを使います。詠唱だと即回復とはいかなかったり、そもそも高レベル帯のメインヒールアクションはインスタントが多いからですね。ただし、こちらも後に使う予定があるなら温存します。
また、リリーやフローの様に、使わないと腐るリソースはなるべく無駄にならない様にします。
6.火力を出す
14の設計上ヒーラーも火力を出してなんぼです。まあメインの仕事はヒールですが、オーバーヒールは無駄の極みなのでその分を攻撃に回します。
ここで重要なのが、GCDを無駄にしない、ヒールは基本的にアビリティで、が活きてきます。なるべく攻撃でGCDを回し、合間にアビリティで回復を挟むことで火力が伸びます。
ちなみに、ギミックで詠唱できない時にディアを撃つ白が多いですが、継続ダメージ(DoT)更新周期がずれてしまうので、腐りかけのリリーを消費した方がミゼリに繋がり安定します。エナジードレインにも似た様な事が言えますね。腐らせるくらいなら使いましょう。
とはいえ、あくまでメインの仕事はヒールであり、極以下なら火力も特に求められないので、零式以上を目指さないのならあまり意識しなくても大丈夫です。
7.マクロは最低限
マクロは便利ですよね。でも、あまり頼るのはリスキーです。マクロは先行入力が出来ず、GCDがほぼ間違いなく無駄になり、更に不発も起きやすいので、マクロはなるべく減らしましょう。
推奨マクロは
- 蘇生対象を予告する迅速蘇生マクロ
- MTに頻繁に投げるアクションのマクロ(リジェネ・エーテルパクト・星天交差・ドルオコレ 等)
辺りに留めておきましょう。また、上記後者のマクロを設定しているアクションは、
マクロじゃない素のアクションとしても登録しておきましょう。
マクロだけでは想定外の時にそのアクションをまともに使えなくなります。使えたとしても先行入力ができる出来ないでは使い勝手がかなり変わります。
さてさて、色々と書いてきましたが、あくまで入門の手引きなので、各個研究して練習して練度を上げていきましょう。
ヒラ4ジョブのうち、どれから始めるか悩む人が多いみたいですが、個人的には
白→学→占賢
の順がオススメですね。
白はヒーラーとしての基礎でありスキルも単純、学はアビリティやリソース管理が練習できるので最初の2つはこれがオススメです。PHとBHどっちも経験できるのもイイ。占いはヒラ最難関、賢者は70スタートかつ技名が無茶苦茶すぎて、ヒラに慣れてないと扱いやすさはかなり悪いです。
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