DQ10のFF14。いろんな点を比較してみました。
※どちらかを叩く記事ではありません
※筆者は一応どちらもやり込み勢なのでにわか知識や偏見はありません
RPG、MMOとして、ユーザーとして客観的に見て以下の点を比較してみます。
- ストーリー
RPGといえば!ですよね。特にこの両タイトルは、MMOでは軽視されがちなストーリーにかなり力を入れています。
- サブストーリー
ストーリーの補完、キャラの深掘り等、ボリュームが凄まじくなるオンラインゲームでは必要不可欠な要素ですね。
- 操作性
MMOである以前に、ゲームとしての操作性です。地味ですがかなり重要と言えます。
- ゲーム内環境
各種設定や仕様、バグ等、プレイに関する諸々の演出や切り替え関連ですね。これも地味ですがかなり重要。
- 必要環境
プレイに必要とされる動作環境やゲーム本体の種類等、プレイに当たり必要とされるリアル環境です。
- 開発運営陣
拡張・アップデートをしていく長期運営型のオンラインゲームとして最も重要とも言えるのが、ゲームを運営する開発陣ですね。
- 新規の敷居
MMOである以上、出遅れれば出遅れただけ、まとまった育成が必要になりがちです。新規参入・維持は重要な課題と言えます。
- バトル環境
単純に戦闘に関する環境ですね。MMORPGの根幹とも言えるコンテンツの環境なので当然最重要項目です。
- 育成環境
キャラの育成に関する環境ですね。これもなかなかに重要です。
- 生活系環境
長期プレイにあたり、ユーザーを飽きさせない為に必要になってくるのが生活系コンテンツです。これもユーザーの維持には欠かせません。
- ユーザー傾向
ユーザーそのものの傾向ですね。他人と組んでプレイする機会が多い以上、こちらもかなり重要です。
- 公式の運営との接点
運営とユーザーの接点です。ゲーム自体を良くしていくのには必須です。
- 作業量
ゲームをする中で一番面白くないであろう所謂"作業"ですが、これをいかに減らせるかがストレスや無駄な拘束時間を減らせるかに直結します。
- エンドコンテンツ
これもユーザーを飽きさせない為には重要ですね。
- BGM
ゲームには欠かせません。とにかく重要。
- 総合評価
全てをまとめた評価です。
⑴ストーリー
【DQ10】★★★★☆
素晴らしく良く出来ています。殆ど矛盾無く、世界設定に関する書籍も何冊かあり、ゲーム内で語られない部分もそれなりに多く、どれだけ作り込まれているかが伺えます。
DQシリーズでずば抜けて良いストーリーと言えるでしょう。
【FF14】★★★★★
異常です。もはやFFシリーズやゲーム全般だけでなく、小説やらドラマやらアニメやら、全ての創作を含めてもトップクラスの出来です。FF1〜14の世界の繋がりも綺麗に設定されていたり、伏線回収の丁寧さ、タイトルムービーに敷かれた伏線、主人公以外のキャラの魅力、それでいて一切の矛盾も無く完璧な仕上がり。唯一の難点は今はプレイできない旧版をやったか否かで新生編の面白さがかなり変わるところでしょうか。しかしそちらも補完はされますし、ちょくちょく語られていくのでストーリーとしては問題とは言えません。
⑵サブストーリー
【DQ10】★★★☆☆
なかなか上手いこと作られてます。個人的には紅竜編には特に感心しました。ただ、ストーリー進行に大量のサブクエストを要求するスタンプカードが必須というのは少々思うところがありました。神話編をちまちま追加していたver1.1〜1.5の長期間にメインストーリーに入れればよかったのでは?と思ってしまいますね。
エンドコンテンツの設定も上手く出来ていたと思います。
【FF14】★★★★☆
サブクエストは軽く1000個はありますが、その中で重要なのがジョブクエスト・ロールクエスト・サブストーリークエスト・エンドコンテンツ関係・アライアンス関係でしょうか。
これらは本編のストーリーと絡み合っていて、本編の補完ともなっていることが多く、実質本編と言えます。更にジョブクエストやロールクエストすらも本編とよく絡んでいる上、それをこなす事で本編に影響が出てより感動が増したりと演出面でもベリーグッドです。
⑶操作性
【DQ10】★☆☆☆☆
お世辞にも良いとは言えません。と言うか圧倒的に悪いです。多重コマンド方式なのがリアルタイム戦闘には圧倒的に向いていないですね。また、PC版などでマウス操作をしない限りカメラの遠近を変えられないのも非常にバッド。謎のアタリハンテイで移動が引っかかるのも作りの雑さが見えます。
NPCより椅子を有線でターゲットするので、話そうとしたら座って時間がかかる等といった優先順位の謎調整もストレスですね。
【FF14】★★★★☆
基本的1〜2ボタンで完結します。操作は単純で簡単で、自由にカスタマイズも出来るので操作はかなりしやすいと思います。
アタリハンテイも丁寧で、見たままのアタリハンテイです(足場はかなり広く余裕持たせてあるようですが)。
ターゲット関連も細かくフィルター設定をかけられるので無駄なターゲットも減らせます。
もちろんカメラもかなり引けてかなり寄れるので、プレイスタイルでその時その時に自由に選べます。
⑷必要環境
【DQ10】★★★★☆
かなり良いです。低スペックPCやPS4はもちろん、SwitchやWiiU、スマホに3DSと選択肢が豊富です。特に後者群は寝転んでプレイできるのが大きいですね。
ただし、スマホは操作性が、WiiUと3DSは通信環境が劣悪すぎてまともにプレイできません。そうでなくとも、一部演出で確定的に処理落ちする事もあるので問題点もありますね。
通信速度自体はスマホのテザリングでも全く問題無いです。
【FF14】★★★☆☆
PC版とPS4、ですね。選択肢は少なめです。特に寝転んでやれないのが大きい!
とはいえ、動作環境で普通にプレイしていたらラグなんてほぼ完全に起きず、通信速度自体もテザリングで事足ります。
⑸開発運営陣
【DQ10】☆☆☆☆☆
もうね、絶望的にダメです。終わってます。
やる気もセンスも技術も無く、あろうことか上層部が自作の10に関してにわかです。
初期DはMMO初期という事もあり調整が慎重過ぎて退屈、二代目Dは自分の趣味やら夢を世界観ぶち壊して捩じ込み、三代目(現)Dはやる気もセンスも無く社会人としての誠意すらない虚言癖のDQ10にわかという体たらく。
このゲームのDの一族と取り巻きはもはや終わってます。
【FF14】★★★★★
クソゲー極めていた旧をマイナスから作り直して史上最大のMMOとして大成功させた化け物を筆頭に、自社だけではなく他社のMMOもプレイして研究を重ねた開発陣で、24時間世界各地の管理を誠実にしてくれているとんでもない集団です。
不評になりうる事もMMOとして必要ならば割り切ることも知っており、運営に関しては言うことなしですね。てかここまで来ると言うのもおこがましいですね。
⑹新規の敷居
【DQ10】★☆☆☆☆
新規に優しい!と謳ってますが、実際蓋を開けてみれば新規に厳し過ぎて笑えません。
- レベル解放クエスト約20個
- 鞄拡張クエスト10個以上
- スキル解放クエスト6個
- 倉庫解放クエスト
- コンシェルジュ解放クエスト
- 振り直し関連クエスト3個
- 莫大な必要経験値
- 全職のパッシブ取得
- 各種職クエスト合計約100個
- 全てにおいてゴールドやプレイ時間がガンガン必要
- 初期金策はちまちまキラキラ拾い(しかも新マップ以外雀の涙)程度
- 太古の必須コンテンツの獲得制限
- ボス毎にそれぞれ別の装備(実用性のある物)確保
- 大量のアクセサリー確保
- ベルト厳選(運ゲー作業ゲー)
- 装備獲得緩和のはずのゼルメアも防衛軍もある程度育成して装備アクセも揃えておかないとまともに攻略できない
- 香水入手方法が乏しすぎる中で大量の宝珠集め(しかもまもro遊びを上げていないとろくに狩れない)
- スキルブックや種集めに時間がかかる
- あらゆる点でまともな説明も明確な表記も殆ど無く更には殆どの既存ユーザーも多方面で誤認知識を持っているので正確な情報が得にくく流されがち
- 既存ユーザーとのルーラストーンの格差
等々、とにかくあらゆる方面で新規ユーザーを殺しにかかっています。もっと言うと、初心者狩も横行しており、初心者を捕まえて直結を狙ったり、初心者に分不相応なボスと戦わせてイキったりする輩も冗談抜きでかなり多く、とにかく環境が悪すぎますね。
ストーリーは良くてもボス戦は既にパッシブを網羅したサポや既存ユーザーのサポがボコボコにするのを傍観し、自分は1〜2桁ダメージしか出ないなんてことも普通にあり、楽しさがありません。
【FF14】★★★★☆
新規にはかなり優しくなってます。
まず、過去コンテンツは理由がない限りやる必要が一切無く、装備も全部位1つずつ揃えれば完結、各種コンテンツは参加者全員が各種コンテンツ相応に一律調整されるので劣等感もほぼ無し、ストーリーで装備が貰えるのでメインジョブはまず困らない、金策が嫌ならやらなくてもバトル面では全くと言っていい程困らない等、とにかく後追いでの必要項目が少なく、最新ストーリーを終えてバトルをしていれば自然と強い装備が確保できてくるので、極程度ならすぐにでも参戦できます。
⑺バトル環境
【DQ10】☆☆☆☆☆
劣悪極まりないです。バトルシステムの根本としては独特で、かなり面白いとは思いますが、他の要素が食い潰してマイナスになっているのが現状です。
瞬間的な入力が必要なバトルとは全く噛み合わないコマンド方式、そのコマンドが更に必殺やらチャンスやらのチャージで戻される始末。バフやデバフは表示数が異常に少なく管理が理不尽に難しく、吹き出し1つで全てのアナウンスを完結しているので渋滞を起こしまくり瞬間的な入力を阻害、CTCによる理不尽壊滅要素、ガードや回避やら必殺やらチャンスやらCT技の強デバフやら的なランダム行動やらで圧倒的に運ゲー、独特で面白い要素でもある壁がまさかの壁バグ。
技の範囲や発動はエフェクトのそれと大幅にズレていて、こちらの使う技の明確な威力やダメージ計算も複雑なのに公式解説は無し、ツッコミ避けというユーザー考案の裏技的手法に運営が依存した調整。ゾンビ戦法が再三流行る詰めの甘さ。安易な雫ぶっぱやゾンビ戦法に流れる民度。溢れる暴言厨。開き直る地雷。
とにかくあらゆる面で環境が悪過ぎますね。
【FF14】★★★☆☆
調整自体は完璧で公平で言うことはありません。が、公平にする為に属性要素が死んでいたり、同ロール内での各ジョブの特徴が殆ど無かったり、完璧にするために大縄跳びゲー過ぎたりと、そういった点で楽しさが薄れている様に感じますね。
個人的には運のDQ10とシビアで公平なFF14の中間くらいの調整が、一番面白いバトルなんじゃないかと感じます。例えるならモンハンみたいな。
⑻育成環境
【DQ10】☆☆☆☆
はいこちらも劣悪です。
まずレベル上げは圧倒的にプレイ期間が優遇されます。メタル迷宮やコインの取得には時間orお金、お金の取得には時間が必要となります。そのくせ各種ボスにつき特定の職以外出番がなく、ちまちま高頻度で上限を上げるので全カンストが前提というイカれた環境に仕上がっています。
次に宝珠。こちらは古参ならまだしも、先述の通り新規には地獄ですね。古参も古参で何の面白味も無い時間稼ぎの新宝珠をいちいち確保する必要があり、宝珠アリが前提なので非常に癌です。
そして装備。ゼルメアや防衛軍でまともな装備なんて殆ど出ないので、基本的にゴールドとなりますが、金策が必須となり、作業が増えます。しかも同じ職ですらボス毎に必要とされる耐性が違うので必要数はガンガン上がり、装備枠という点でも問題となります。
アクセサリーもかなりの癌で、高額コインで運が良ければ現物、獲得制限がある中で合成、等という運ゲー。更に合成とかいうドラテンが昔からクソゲーと言われる最大の要因たるリーネが立ちはだかり、それはもうストレスでしかない要素です。
種集めもかなりストレスで、直近では道標とかいう何の役にも立たない装備すら購入を強要される入手方法も追加されましたね。
【FF14】★★★☆☆
ドラクエの資産家ほど楽にはならないないですが、非常に上手くできています。
まずレベルですが、拡張時にのみ一気に10上がります。プラス、バトル自体どのジョブでも勝てる調整でパッシブなんか無いので全カンストの必要性や風潮は皆無、レベリングも適正レベルのダンジョンやフィールドコンテンツ、日課となるコンテンツルーレットやデイリークエスト等で稼いでいきます。また、メインジョブはメインクエストを進めれば大体カンストするので特にレベル上げは不要で、2ジョブ目からは自身の最高ジョブレベルのレベル迄の獲得経験値がアップするボーナスもあり、サブジョブの育成は数字以上に楽になります。
特にコンテンツルーレットの仕組みが天才的で、1日1回、各種ルーレットで1回ずつ、クリアボーナスで大きな経験値が入ります。ルーレット対象は各種ルーレットに該当するクリア済みのコンテンツですが、これにより古参も過去コンテンツに関わるので、新規ユーザーが過去コンテンツに行けない!とならない仕組みになっています。
次に装備ですが、これも早期零式攻略とかでない限り金策は不要で、トークンと呼ばれる専用通貨で装備と交換したり、ボスの報酬で獲得できたりします。トークンはカンストジョブでルーレットを回したり、カンストレベル帯のバトルコンテンツをする事で獲得出来るため、バトルしか興味がない場合もバトルだけしていれば装備が揃います。やりたくない金策は不要ということです。
⑼生活系環境
【DQ10】★★★☆☆
まずコミニュケーション関係ですが、単純で扱いやすく、名前も日本語表記で顔アイコンもあるため、関係を築きやすく接しやすいと言えます。逆に、その点を便利にし過ぎてツールからでもチャット可能にした結果、ログインする必要が無くなりただのSNSでしかなくなった方もそこそこいますね。
次にお洒落関係。これもなかなか良くできていて、改修を重ねた結果が今のマイコーデシステムです。着色花毎の格差と課金要素が多すぎる点以外は完璧な仕上がりではないでしょうか。
最後にハウジング関係ですが、これはなかなか難しい。まず土台となる土地ですが、これは豊富で、土地入手だけなら簡単です。しかし、利便性がかなり違ってくるため転売やら買い占めやらといった迷惑行為が有り、更にはレアでもないのに1億だの2億だのふざけた価格の土地を追加するなど、運営の単細胞感が見えています。
庭具家具の上限を上げたり家具追加等はして自由度は高めてきているものの、やはり課金家具、課金報酬の家が多すぎたり色違いが多すぎるのは考え物ですね。
【FF14】★★★☆☆
こちらのコミニュケーション関係は利便性はあるものの機械的で、良くも悪くもザ・チャット、ザ・ギルドといった感じですね。慣れるまで操作が難しいというのもマイナスポイント。
お洒落関係はとにかく装備が豊富で染色もそこまでお金はかかりませんが、DQ10を知っているとジョブ縛りが非常に鬱陶しいですね。課金装備もありますが目立つ程の数や額ではなくクオリティも高いのでセーフな範囲です。妖精の姿見に当たる物が無いので、メインジョブの装備可能装備くらいは事前に試着しておき、めぼしい物があればドレッサーに入れておきましょう。新装備が出ても確認は怠らず。
ハウジングはかなり自由で調度品もかなりの種類があり、多くは色も変えられるというなかなかステキな仕様ですが、いかんせん土地が少なすぎる問題が強過ぎます。Sサイズはちょくちょく空きますがMLサイズはまず空かず、タイミング良くS土地を見つけでもしない限りはアパルメントで部屋を借りる事になるでしょう。アパルメントはS土地と比べても庭と地下が無く、特に庭が無いのが痛いですね。
FF14の生活系最大の特徴として、エターナルバンドという結婚に準じたシステムがあるので、リアル夫婦やリアルカップル、ゲーム内の親友やカップルで組むのもアリですね。
⑽ユーザー傾向
【DQ10】★☆☆☆☆
まーーー酷い。先述の初心者狩に始まり、リアル直結狙いのストーカーや害悪ユーザーに暴言厨や乞食、真っ当な指摘に対しても逆ギレ発狂も割と見かけ、緑玉コメント完全無視なんて当たり前、無言フレ申請やチム勧誘が横行し、募集内容無視や募集内容を無視した質問も珍しくなく、ハイエンドともなればゾンビやら雫ぶっぱやら勝利や効率のためならどんな汚い手でも手段を選ばず、しょーもないイキりが多く挙げ句の果てにはニートでしかまずあり得ないような自慢を誇り、他人は便利なNPC扱いするオフゲ感覚の老害等、倫理観も何もあったもんじゃありませんね。
上記の人々により野良では少数派にしか見えないくらいですが、まともな人もいるにはいるので一律で語るのもどうかなとは思うのですが、まぁ酷いもんは酷いです。
【FF14】★★★★☆
メインがガイアでサブがエレメンタルなのでなかなか民度の差があるのですが、日本人が多く外人が少ないガイアで語ります。
まず、基本的に野良で入ってくる外人は日本語が読めず空気も読めないタイプですが、外人が入ってくる事自体全体的にかなりレアです。
※外人が入ることが悪いと言うのではなく、使用可能言語として日本語のみ登録の募集に入ってきておいてろくに日本語を話せず迷惑をかける外人がどうなの?というお話です。
ガイアはユニークな募集でも有名で、T1H7募集やらT24募集等も普通に揃うノリの良さがウリですね。
ガイアに限らず直結厨や暴言厨はかなり少なく、先述のタイプの外人に掻き回されない限り基本的に至って平和です。
一応迷惑行為や暴言の規制もきちんとしていて対応もきちんとされる点も大きいでしょうか。
少なくとも日本人としては、ガイアは治安良しです。日本人が多いので24時間人が多いわけではないので、深夜〜昼間は過疎気味なのが欠点ですね。
(11)公式と運営の接点
【DQ10】★☆☆☆☆
公式サイトですね。そして運営との接点としては提案広場がメインとなりますね。
ここがまあ酷い。無茶苦茶な提案が多いのもありますが、運営にとって都合の悪い提案は例えそれが真っ当な提案であろうとサイレント削除、都合の良い提案や褒めるコメントにはよく反応するお子様タイプな運営がとにかく酷い。ゲームを良くするための提案広場が悪化の原因とも言えます。
【FF14】★★★★☆
生放送が主軸でしょうか。ここではD兼Pをはじめ、首席が出演し、視聴者の質問にも事細かく答えていて、非常に好感を持てます。DQ10で言う提案のようなコメントにも真摯に対応し、物によっては実現もしていて非常に好印象です。
ここで運営のゲーム、ひいてはユーザーに対する姿勢が露骨に表れていますね。
(12)作業量
【DQ10】☆☆☆☆☆
もはやバトル以外全部作業のレベルです。バトルすら邪神やら防衛軍やらゼルメアやらコインボスやらといった、難易度の低く周回性の高いバトルは作業と化しています。
もはや何から何まで作業なゲームですね。
【FF14】★★★☆☆
作業と言える作業はウェポン制作やマクロによるクラフター活動くらいですが、準作業と言えるルーレットやデイリークエストの様な日課系コンテンツはあります。
また、考え様によってはある程度パターンが決まっているバトルもギミックの脳トレが少ないなら準作業でしょうか。
(13)エンドコンテンツ
【DQ10】★★☆☆☆
ver1〜2はコインボスと同盟ボス、ver3は常闇、ver4〜5は聖守護者がエンドコンテンツに当たります。
そもそもボスに行くのになんでお金かかるの?という疑問から始まり、めっちゃ運ゲーじゃんという感想に繋がり、次まだかよという終結に落ち着きます。
というのも、いちいち素材やコインを確保してからボスに行くというのが狂っており、報酬も運でそもそも出ないなんてザラ、バトル自体も運次第で難易度がかなり変わります。そしてリリースは1種にも関わらず半年に一度、おまけに報酬はコインボスを除きしょーーーーもないものばかりなのに無駄に獲得制限。
ゴリラデルメゼの様に理不尽要素が少なくシビアなボスが出ても詰めが甘くゾンビや雫ぶっぱを許す。イカ・レギロ・蠍と3連続で不具合メンテ。
とにかく酷い出来ですね。
【FF14】★★★★☆
ver2は真と極と大迷宮バハムートと零式、ver3は極と零式、ver4〜は零式と絶がエンドコンテンツでしょうか。視野を広げれば、ディープダンジョンやアライアンス、エウレカボズヤ辺りもエンドコンテンツでしょうか。
こちらのエンドコンテンツは実装量も充実しており、報酬周りの調整もかなり上手くできていて、実装後しばらくの獲得制限により全ユーザー公平かつコンテンツの延命にもなっています。また、極武器極アクセやAF装備、新式装備やノーマルレイド装備からのトークン装備零式装備と、道標としてもわかりやすくかつ段階的に難易度を調整しており、非常に良く出来ています。定食とか呼ばれてますね。
(14)BGM
【DQ10】★★★☆☆
シリーズの曲をふんだんに取り入れていてシリーズ好きには嬉しいですが、視点を変えれば使い回しなんですよね。
オーケストラ版になっているとはいえ、原曲の方が良かった曲もあるし、そもそも演奏方式を変えたところで曲は同じな訳なのでアレンジでもなく流用の域を出ません。アレンジされたものと言えば、9の洞窟曲をアレンジして闇の領界下部の曲にしたのが代表的で、あとはイントロが加えられた程度のバラモス戦くらいですかね。
新曲があっても拡張につきせいぜい3曲程度。
とはいえ曲自体は良いので全否定ではありません。
【FF14】★★★★★
世界一収録曲が多いビデオゲームギネス認定されています。そこから更に増え続けています。
FF14はFFのテーマパークというキャッチコピーで開発されており、過去作からの引用アレンジされたボスが多くいます。そのボスBGMの多くはそのボスと同じ引用元のアレンジだったり、イメージに合うBGMの引用だったりしますが、全てアレンジが加えられており、殆ど別の曲に仕上がっています。そして、仕上がった曲がまー凄まじく素晴らしいんですよね。なのに編曲者は「原曲には敵わない」と謙虚で好感も持てます。
勿論新曲もありますし、それも素晴らしいのでもはや心酔します。
(15)PvP
【DQ10】★☆☆☆☆
先述の民度故、コロ・トリどちらもとにかく環境が劣悪です。
コロをまともに遊ぶにはコロ専用の装備を揃える必要があり、トリをまともに遊ぶには座標ラグだらけのゲームに慣れなければなりません。
【FF14】★★★☆☆
あのー……フロントライン丸パクリしてそのクオリティとかやめてもらえます?
というFF14の声が聞こえてきます。
PvP自体は複数あり、日本人のプレイ人口はどれも少ないのですが、その中で群を抜いた大規模PvPのフロントラインはルーレットにもなっており、気軽に挑めます。
フロントラインはDQ10に分かりやすく言うと、大規模でラグのないトリニティで、トリニティーのパクリ元です。ジョブ毎(全ジョブ使用可)に専用ステータスを持ち、24人×3PTの計72人で陣地を取り合います。最終的にポイントの高いチームが優勝となります。
PvP一律での報酬通貨があり、数多のお洒落装備(当時は実用的)と交換可能です。
(16)総合評価
【DQ10】★☆☆☆☆
【FF14】★★★★☆
はい、私はDQ10はかなり長いことプレイしており、シリーズとしても思い入れが深いのですが、それを加味してもこうなってしまいました。FFは12くらいしかまともにやってなかったんですがね…。
その分DQ10には頑張ってほしくはあるんですが、あの運営だし害悪ユーザーも多いしで…。
どっちかやろうとしてる人、もう片方にも手を出そうとしてる人、参考になれば幸いです。
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